レコードを聴く猫

gooブログから引越して来ました。ブログ名も変更しています。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ナット・アダレイは歌う

Nat Adderley / Little Big Horn ( 米 Riverside RM 474 ) ナット・アダレイは、実際のところ、まったく評価されていない。演奏家としても、音楽家としても、コレクター的見地からしても。彼のプレイが素晴らしいと褒められることはまずないし、"Work Song"…

若き日の別顔

Chuck Mangione / Recuerdo ( 米 Jazzland AM 84 ) チャック・マンジョーネと言えば、奇妙な帽子を被った長髪の男がラッパを抱えて能天気に笑っている姿を反射的に思い出す。実際に抱えているのはフリューゲルホーンで、彼の大ヒット作の "Feel So Good" で…

ゴルソン・カラーに染まった佳作(2)

Jimmy Cleveland / Rhythm Crazy ( 米 EmArcy MGE-26003 ) この第4作もゴルソンとファーマーが加わり、アレンジはゴルソンのものとジジ・グライスのものが混在している。第1作や第3作のアーニー・ウィルキンス・オンリーの編曲と雰囲気が違うのは一聴してすぐ…

ゴルソン・カラーに染まった佳作

Jimmy Cleveland / Cleveland Style ( 米 EmArcy MG 36126 ) ジミー・クリーヴランドはその名前はいろんなところで目にするから我々にはお馴染みのトロンボーン奏者だが、リーダー作は意外にも少なく、私の知る限りではエマーシーに残された4枚だけ。このレ…

リヴァーサイドの見識の高さが生んだ傑作

Billie Poole / Confessin' The Blues ( 米 Riverside RM 458 ) リヴァーサイドにはポチポツとヴォーカルアルバムが残っているが、そのどれもが深く唸らされるものばかりだ。ネームヴァリュー先行でアルバムを作ったのではなく、本当に実力のある人だけを…

ジョージ・バロウに関する覚書

The Amram-Barrow Quartet / Jazz Stuidio No.6 ~ The Eastern Scene ( 米 Decca DL 8558 ) 最近聴いて腰が抜けてノックアウトさせられた1枚。並み居る名盤たちを押しのけて、今季の4番打者の位置に座っている。パタパタしていて何気なく眼に留まって、デ…